当院では電気凝固法でホクロ除去を行います。5ミリ以下ふくらみのないホクロが治療の対象です。 局所麻酔をして、電気メス本体から発生する熱を利用してほくろを除去します。 施術後、除去した部位に赤みやくぼみができる場合がありますが、皮膚が徐々に再生することで、元の状態に戻ります。傷跡も次第に薄くなります。
● ホクロ除去後は軟膏を塗布した上にテープを貼って傷口を保護します。1カ月はテープをはがさないようにしてください。
● 施術当日はシャワー浴としてください。除去部位の洗顔はテープを貼ったまま行ってください。飲酒・激しい運動・サウナ等、血流が増加する行為は腫れを悪化させる可能性がありますので1週間は控えてください。
● 起こりうるリスク
痛み:麻酔は2時間ほどで切れてきます。痛みが強い場合は処方の痛み止めを内服してください。
出血:数日はにじむような出血があります。ガーゼに収まらないほど出血の量が多い、止まらない等の場合は、ご連絡ください。
腫れ:術後2~3日がピークで、1~2週間程度で落ち着きます。完全に腫れが引くまでは1か月ほどかかります。 傷・傷の周りが一時的に硬くなることがありますが、2~3か月で落ち着きます。
炎症・感染:常に患部の清潔を心がけ、安静にしてください。また、必要以上に患部に触れないようにしてください。
内出血:通常は1~2週間程度で落ち着いてきます。
赤み:時間の経過とともに落ち着き、通常は3~6か月ほどで薄くなります。
除去部位のへこみ:1~3カ月程度で改善しますが、わずかなへこみは残る場合があります。
肥厚性瘢痕:傷跡が盛りあがってくることがあり、注射など他治療が必要な場合があります。
※5mm以下、ふくらみのないホクロのみ治療対象