日本でのピアスの穴あけ行為は医療行為と規定されており、ピアスの販売店や専門外のスタッフによる施術は、感染症などを引き起こすトラブルの他、細菌による化膿などの危険が伴うため、衛生管理が徹底された医療機関で行うことが大切です。 当院では滅菌した医療用のニードルを用いピアスホールを形成します。金属アレルギーの方は、医療用チタンのピアスをお選びください。 (今まで金属アレルギーの症状がなかった方もピアスで症状が出る方がいらっしゃるので、ファーストピアスは慎重に選ばれることをおすすめします)。
1
マーキング
ご希望の位置にマーキングをします。
2
局所麻酔
消毒後局所麻酔の注射を行います。
3
ピアスホールを作成
滅菌したニードルでピアスホールを作成します。
4
抗生物質軟膏を塗布
消毒の後、抗生物質軟膏を塗布します。
● 合併症・リスク:出血・熱感・腫脹・感染・ピアスの皮下への埋まりこみ・ケロイド・耳垂裂・耳介変形など
注意事項
・ピアスをした箇所は1週間、清潔な綿棒などで軟膏の塗布を続けてください。
・ピアスの穴が形成されるまで4~6週間程度(個人差あり)かかります。そのため、6週間はファーストピアスの装着を続けてください。
・シャワーではピアスの穴をよく洗い流してください。
・ファーストピアスの除去の際、キャッチが硬いため、無理に外そうとすると出血する可能性があるためご注意ください。
・セカンドピアスは、初めはまっすぐで太めのピアスをおすすめいたします。細く曲がったピアスは、ピアスの穴の新しい皮膚を傷つける可能性があります。
・細菌等の感染により、腫れ・赤み・痛み・熱感などの炎症や化膿を生じることがあります。
・耳たぶの端にピアスの穴をあけると、耳たぶが裂けて耳垂裂を生じることがあります。
・もし皮膚トラブルが生じた場合、診察させていただきますので受診をお願い致します。